はじめてのひとり旅

【シェンゲン協定】ってなに?初心者のために解説してみた。

 

こんにちは、神田(@kang1118)です。

ヨーロッパ旅行について調べていると
何かと目にする「シェンゲン協定」。

ヨーロッパ旅行に行くときはシェンゲン協定の
この条件に注意しなければなりません。
シェンゲン協定加盟国への渡航は、
180日の期間内で最大90日間の滞在

 

でもでも、そもそも。

シェンゲン協定って何?って感じですよね。

EUとは違うの?
どこの国のことを言っているの?
180日間に90日の滞在ってどういうこと?
神田
神田
シェンゲン協定とはヨーロッパ諸国内で、
出入国審査をしなくても自由に
お互いの国を移動できるというもの。
国が違うのに、県を超える感覚で
移動できてしまうんですよ。

シェンゲン協定について知っておけば、
ヨーロッパ旅行の自由度が広がります!

例えばフランス→イタリア→ドイツ→スイス→オランダ
なーんて移動もパスポートを出すことなくチョチョイのチョイな訳です。

 

今回はシェンゲン協定の加盟国から
滞在期間についてなど、詳しくまとめてみました。

それではどうぞ!

 

シェンゲン協定とは?

 

シェンゲン協定とは

ヨーロッパ諸国の間で、出入国審査なしに
それぞれが自由にお互いの国境を越えることを認めた協定。

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EU(欧州連合)加盟国のうち22カ国に加え、
非加盟国である4カ国(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス)
の合計26カ国がこのシェンゲン協定に加盟しています。

 

シェンゲン協定加盟国間においては、
加盟国の国民で有る無しに関わらずパスポートなしで
自由に国同士を移動することが原則的に認められています。

シェンゲン領域に入国・出国する際には入国検査を受けますが、
一度加盟国に入国した後は、他の加盟国に移動しても
入国審査を受ける必要はありません。

神田
神田
国同士が細かく分かれ隣接しているヨーロッパにとっては、
観光の他、物流の移動においても大変便利な協定なのです。

2カ国以上滞在する場合の入国・出国審査の話

シェンゲン協定加盟国に2カ国以上行くときは
一体どこで入国・出国検査を受けるの?

日本とイタリアの単純往復であれば当然
入国手続きも出国手続きもイタリアですよね。

では、以下のような旅程の場合はどうなるでしょうか?

 

日本→イタリア→フランス→ドイツ→スペイン→日本

この場合、入国審査はイタリア、
出国審査はスペインで行います。

<div class=”simple-box2″><p>日本から一番最初に到着する加盟国で入国審査を受けて、
最後に加盟国を出る国で出国検査を受ける</p></div>

と覚えておけばわかりやすいと思います。

イタリア→フランス→ドイツ→スペイン
この区間では、出入国手続きはしません。
シェンゲン協定加盟国間の移動は
国内を移動するのと同じ扱いになるんです。

 

シェンゲン加盟国のパスポート要件・滞在日数

 

パスポート要件シェンゲン協定加盟国へ渡航する場合
パスポートの有効期限は3ヶ月以上必要で、
パスポート査証欄(スタンプ欄)の空白ページが1ページ以上あることが必要。

 

これに加えて、
日本人の場合、シェンゲン領域に観光やその他の目的で短期滞在するとき
あらゆる180日の期間内で最大90日間ビザ無しの滞在」が許可されています。

180日の滞在で90日間と言われてもちょっとわかりにくいですよね。

 

180日の滞在で90日間の意味とは?

連続した90日はもちろんですが、合計日数でも考えます。
180日間の間で合計90日を越えた滞在は出来ません

一番シンプルな例でいうと、1/1に入国した場合、
90日以上の滞在はできないので
連続で滞在できるのは3/31まで。

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次に少し複雑な例をご紹介すると
一回の滞在は90日以内だが、何回かに分けて出入国を繰り返す場合

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まず出国予定日を考えて
そこから180日前にさかのぼります

期間内に加盟国への渡航歴がある場合
今回の予定滞在日数とあわせて、90日をオーバーしないかを確認します。

 

通常の旅行で90日マックス滞在することはほとんどないとは思いますが
ヨーロッパを長期間かけて周遊するときや
1年間でヨーロッパと日本を何回か行き来したいとなったとき
シェンゲン協定のことを考えなくてはいけません。

 

長々と説明しましたが、

短期の旅行かつ、旅行後直近半年以内に
再びヨーロッパに行く予定がないなら
シェンゲン協定のことは気にしなくても大丈夫。

ただし最初に記載した入国条件である
パスポートの有効期限が加盟国出国時3ヵ月以上必要
これは守らなくてはいけません。

 

90日以上入国できる国もある?

 

実はシェンゲン協定加盟国の中に、90日を超えて滞在できる国があります。
それはポーランドオーストリア
この2カ国は日本との間で別の取り決めをしており
シェンゲン協定よりそちらの条約が優先されます。

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ポーランドの滞在

ポーランドは、日本国民に対してシェンゲン域内に入域後、
6か月の間、合計3か月を超えない範囲で域内での査証免除滞在を認めているシェンゲン・アキを2008年1月から実施しています。
(ポーランド大使館HPより引用)

ポーランドではシェンゲン領域内ですが、
1回の滞在が90日を超えなければ
180日という期間の制限はなく何度でも入国することができます

ただし1日の間に出国・再入国をした場合や
再入国後の滞在日数が再び長期にわたる場合は
チェックが入る場合もあるとのこと。

また、ポーランドから他の加盟国へ移動した後
他の国で長期滞在する場合にも注意が必要です。

例えば、日本→ポーランド(80日間滞在)→フランス(80日間滞在)→日本という移動を行った場合、フランスを出国する際の出国検査でフランスでの滞在期間が90日以内であることを立証することに問題が生じますし、また、例えば、日本→ポーランド(80日間滞在)→フランス(30日間滞在)→ポーランド(30日間滞在)→日本という移動を行った場合、各々の場所での1回の滞在期間は90日を超えていませんが、見かけ上、継続してポーランドに140日間滞在したことになる点にご注意下さい。
(ポーランド大使館HPより引用)

引用した通りですが、シェンゲン協定加盟国間の移動には
出入国スタンプが押されません。
そのため1度ポーランドを出て他の加盟国へ入国したとしても
見かけ上はポーランドでずっと滞在していたことになってしまいます。

そうなると規定オーバーとみなされてしまうため
“滞在許可証”を取得することが確実です。

 

オーストリアでの滞在

日本とオーストリアの間には二国間の査証免除取極があるため、
シェンゲン協定で定められた滞在期間を超えて
通常は6か月以内の滞在が許可されます。

ただし、オーストリアに90日以上ビザなしで滞在するときは
入国審査も出国審査もオーストリアで受けなければなりません。

乗り継ぎなどで他の加盟国で出入国審査を受けた場合
その国に90日以上滞在しているとみなされてしまうからです。

 

まとめ

  • シェンゲン協定加盟国への入国は「180日の期間内で最大90日間ビザ無しの滞在」ができる
  • ビザなしの入国条件は「パスポートの有効期限は3ヶ月以上必要
  • 長期滞在する時は、「出国予定日からさかのぼって180日の間に滞在歴がないか」確認する
  • 短期の旅行で、半年以内に長期で再滞在する予定がなければ
    気にしなくても良い

シェンゲン協定と聞くとなんだか構えてしまいますが
旅行期間で見れば当てはまる人はそんなに多くはありません。

ヨーロッパを長期間かけて周遊したい方は
期間をオーバーしないように気をつけて滞在してくださいね!