はじめてのひとり旅

LCCはなぜ安い?今更聞けない格安航空会社のナゾを解説。


こんにちは、神田(@kang1118)です。




海外旅行に安く行く」ことを考えた場合、
まずは航空券の価格を安く抑えることを考えますよね。

航空券の価格を抑えるために、ぜひ選んで欲しいのが「LCC」です。

LCCって安い航空会社、というイメージがあると思います。
その通りで、LCCを選ぶことにより航空券代金はかなり安くなるんです。

そもそもLCCってなに?
安かろう悪かろうなんじゃないの?
安いなりのデメリットがあるんでしょ?

神田
神田
LCCは「格安航空会社」。
安いなりの理由やデメリットはありますが、
決して危険ではありませんよ!

 

 

LCCがどういった航空会社なのかを知れば
どんなときに利用すれば良いのかが分かってきます。
大手航空会社と使い分けをして、旅費を抑えちゃいましょう!

 

この記事がおすすめな人
  • LCCがなんなのかわからない人
  • LCCに乗るのが不安だという人

 

LCCとは?

 

LCCは「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の略。
格安航空会社」とも呼ばれます。

国内線・国際線共にLCCは運行しており、
日本ではスカイマークにはじまり、peach、
バニラエア、エアアジア、ジェットスターなど
数多くの格安航空会社が存在しています。

対してJALやANAなど大手航空会社は
フルサービスキャリア(Full Service Carrier→FSC)」と呼ばれます。
LCCはこのフルサービスキャリアに比べ、
コストを抑えてサービスを提供しているんです。

 

ちなみにANA傘下のLCCとして「Peach」、
JAL傘下のLCCとしては新しく運行を開始する「ZIPAIR」があります。

 

本記事では、格安航空会社をLCC
大手航空会社をFSCと略して記載していきます。

 

フルサービスキャリアとLCCの違い

 

LCC(ローコストキャリア)FSC(フルサービスキャリア)
の違いは文字を見て明らかな通り
フルサービスの航空会社と、ローコストな航空会社。

一体どんな場面でその違いが見えるのでしょうか。

 

値段の違い

FSC:高い

LCC:安い

簡単に言ってしまうとこれ。
これがパッと見て分かる一番の大きな違いだと思います。
だってそうじゃなきゃLCCを選ぶ意味がないですもんね。

ただ、安いのにはそれなりの理由があるのです。

 

預け入れ荷物の違い

FSC:すべて無料
LCC:ほぼ有料

基本的にLCCは、スーツケースなど機内に預け入れる荷物は有料です。
予約の際にオプションをつけるか、
当日カウンターで預け入れ枠の購入が必要です。

預け入れ荷物がたくさんある場合、
運賃自体は安くても預け入れ代がプラスになってしまうため、
返って割高になってしまうこともあるので注意。

代理店購入やツアーの場合、預け入れ荷物が無料になる場合もありますが、
サイズや重さがFSCより少ないことがほとんどなので、
よく確認しておくと良いでしょう。
預け入れ荷物がなく、機内へ持ち込む荷物のみの場合は気にしないで良いですね。

機内持込の手荷物に関してはFSCもLCCも7~10kgとそこまで大差はありません。
とはいえ、預け入れしない場合は持込手荷物の量が多くなると思いますので、
確認はした方が良いでしょう。

 

機内サービスの違い

FSC:無料機内食・ドリンクサービスあり、機内エンタメあり
LCC:機内食・ドリンク有料、機内エンタメなし

乗ってみると意外と気になる機内サービスの有無

LCCに最初に乗ったとき、ブランケットもなかったのには驚きました。
FSCはどんなに短いフライトでも機内食が付いてきます。
ですが、LCCはどんなに長いフライトでも機内食は付いてきません。
有料で購入する必要があります。

また機内モニターもありませんので、映画などを楽しむこともできません。
二時間ほどのフライト時間なら我慢できますが、
中距離以上になったときどう思うか、というところですね。

 

座席間隔の違い

FSC:約79cm
LCC:約74cm

シートピッチ(座席前後の間隔)がLCCは狭い!
という話はよく聞きますよね。

比べると、FSC、ANAやJALは79cm。
それに対しLCCであるpeachは74cmです。

あれ、5cmし関わらないじゃん。と思いますが、
乗ってみると意外と窮屈に感じます。

 

なぜピッチを狭くしているかというと、座席を詰め込んでいるから。

同じ機体でもシートピッチを狭くして座席を詰め込めば、
FSCより多くの乗客を乗せることが出来るため、運賃を下げることができる。

多くの乗客を乗せ、コストカットをするために
あえて座席幅を狭くしているんですね。

ちなみにLCCにはビジネスクラスがほぼなく、ほぼエコノミーのみ
※一部ビジネスクラスに相当するクラスがありますが、
座席の質はFSCより劣ります。

 

飛行機の座席クラスの違いに付いては以下の記事で解説しています!

http://kangtra.com/seat-type/

トラブル時の対応

自社都合(悪天候や機材故障)による時間変更、運休が発生した際はどうでしょうか。

FSC:払い戻し、他社便へ変更、ホテル手配等のサポートあり
LCC:払い戻し、自社便内での変更は自己負担

これはLCC、FSC共に航空会社によって対応が大きく異なります。

例えば機材故障により飛行機が運休となった場合、
FSCであれば払い戻しはもちろんのこと、
やむを得ない事情がある場合は他社の飛行機への振替、
当日の後続便がなかった場合は、
現地ホテルの無料手配などの対応が可能なことが多いです。

以前にあったケースですが、以下のルートで予約していたお客様が

パリ(エールフランス航空)

上海(中国東方航空)

東京

上海→東京の中国東方航空の時間変更により乗り継ぎができなくなり、
なんとパリ→東京のエールフランス直行便に無料で変更したケースがありました。
羨ましい。
 

一方でLCCは基本的に払い戻しか自社便への振替しか対応できません。
ホテルの負担もなし。
最終便が運休になった場合、自己負担で一泊するしかなくなってしまうのです。

出張などで、時間や日にちが決まっている場合は注意しましょう。

 

LCCはどの路線に飛んでいるか

東京発だけでもこんなにあります。


タイ・エアアジアX
→バンコク
インドネシア・エアアジアX→インドネシア
スクート→台湾、タイ (乗り継ぎでシンガポール)
香港エクスプレス→香港
タイガーエア台湾→台湾
セブ・パシフィック→フィリピン
エアプサン→韓国
ティーウェイ→韓国
イースター航空→韓国
バニラエア→台湾
ジェットスタージャパン→フィリピン、台湾、中国、香港
ジェットスター→オーストラリア
春秋航空日本→中国
チェジュ航空→韓国
Peach→韓国、中国、台湾

東京発だけでもLLCで、これだけの都市に行けるんですよ! 
関空や地方の空港にも多数便を出しているので調べてみると面白いです。


例えば、エアアジアXは関空発ホノルル行きを運行しています。
新規就航キャンペーンの時は確か往復¥12,000くらいで販売していました。

あのホノルルに格安でいけると思うとびっくりですよね。
いつか利用してみたいものです。

JALが新しく運営するLCCの航空会社ZIPAIR
バンコク行きなど中長距離に力を入れて行くそうなので、
さらに就航都市が増えそうですね!

 

LCCを選ぶべき人、そうでない人

 

LCCを選ぶべき人
  • とにかく価格重視!
    安く行ければサービスは気にしない人
  • 飛行機での快適さをあまり重視しない人
  • 荷物が少ない人

 

 

FSCを選ぶべき人
  • サービス重視!
    マイレージも貯めたいし、機内食も楽しみたい人
  • 飛行機内では快適に過ごしたい人
  • ビジネスマンの方など遅延が困る人
  • 海外旅行に慣れていなく、不安な人
  • 荷物がかなり多い人、大きい荷物を持ち込みたい人
  • 小さいお子様がいるご家族

 

安いから絶対LCCが良い!ということは絶対にないです。

LCC荷物が有料だったり結果割高になることもありますし、
サービス内容はFSCが圧倒的なのです。サービス面では勝てません。

機内では出来るだけゆっくりと過ごしたい方や、
飛行機が苦手な方はFSCを選んだ方が良いでしょう。
小さいお子様がいるご家族も、
お子様用のサービスが充実しているFSCを選ぶ方が安心です。

 

実際安全なの?

 

以前航空券は安かろう悪かろうだという話をしました。

http://kangtra.com/cheap-flights/


LCCはFSCに比べて割安なので、ちょっと不安に思いますよね。

LCCはFSCに比べて小さい機材を使っていたり、
サービス面のコストを削減しているだけ


古い飛行機を使っているとか、パイロットが適当とかそんなことはありません!
飛行機に乗ること自体は何も不安なことはありません。
安心してくださいね。

LCCはCAさんの制服がちょっとラフだったり、
なんとなくFSCとは違う新しい感じが新鮮で面白いです。
ZIPAIRはどうやら靴がヒールではなくスニーカーになるそう。

 

まとめ

 

LCCの魅力はなんといってもその「価格」です。

沖縄行きより香港やソウル行きの航空券の方が安かったりします。
LCCの登場は、海外旅行は高い!という概念を打ち砕き、
海外旅行をより身近で手軽なものにしてくれました。

サービス面を少し妥協すれば航空券が安く済み、
その分滞在費用に回せるわけです。
浮いたお金でちょっといいホテルに泊まるのもおすすめ。



LCCとFSC、 両者をうまく使い分けて、
おトクでコスパの良い旅にしたいですね!