ひとり旅のアレコレ

なぜ時期によって違う?海外航空券の値段が決まる仕組み

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こんにちは、神田(@kang1118)です。

突然ですが航空券を探しているとき
こんな経験をしたことはないでしょうか? 

 

都内でOLをしているAさん。
今度の夏休みに、友達と海外旅行を計画しています。

インターネットで航空券を探していると、
東京発ソウル行き1万円という格安チケットを見つけました。
「これは安い!」と思い、友達にこれで良いか連絡をします。

翌日、友達から「OK!」との返事が帰ってきたので、
早速予約しようとしたら、
なんと価格が2万円になっていました…!

もちろん2万円出せば座席は予約できますが、
ちょっと悔しいですよね。 

実は航空券の運賃は固定制ではなく、
空席状況、予約時期によって値段が変動します。

いわば、時価なんです。 

 

「予約しようとしたら前より価格が上がっていた…」
そんな悔しい思いをしないためには、
航空券価格の仕組みを知っておくことが重要です。 

 

この記事では、航空券の値段が決まる仕組みについてご案内します。 

神田
神田
航空券の値段の仕組みを知れば、
よりお得に航空券をゲットできます。
浮いたお金でホテルのランクを上げたり、
現地でのアクティビティを豪華にしたりできるかも。
 

ぜひこの記事を参考に、
あなたもお得な航空券を見つけてみてくださいね! 

航空券の価格はなぜ変わる? 

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航空券の価格は定額ではありません
電車や他の交通機関は、
日によって運賃が変わるなんてことはありませんよね。

しかし、航空券の価格は頻繁に変動します。 

なぜなら航空会社は、予約状況を見て運賃を変動させているからです。 

航空会社は、なるべく1便の空席を減らしたいと考えています。
だからと言って、大安売りして席を埋めても
利益が出なくなってしまいます。

そこで、価格を日々変動させることで、
空席状況と利益のバランスを保っているのです。

売れ行きが良いときは航空券の価格を上げたり、
反対に初動の売れ行きがよくないときは価格を下げたりします。

同じ座席なのに大きく値段が違うのはなぜ? 

航空会社は各便ごとに、異なる価格帯を用意します。 

例えば、ANAのHPから東京=ホノルルの飛行機を予約してみましょう。
フライトを検索すると、このような画面が現れます。 

 

エコノミークラスを見ると、「Super Value」「Value」「Basic」の3つの価格帯に分かれていることが分かります。 

一番安いのが左の「Super Value」。
右にいくにつれ料金があがり、「Basic」では1万円ほど高くなっています。

現在は最安の価格帯である「Super Value」を予約することができますが、
この価格帯が売り切れると、1つ上のValue以上の価格帯でしか購入できなくなります。 

ただ航空会社は、混雑状況によって価格を変動させているので、
売り切れていても、その後の売れ行きが良くない時は、安い座席枠を解放する場合もあります。(※可能性は高くないので注意)

全ての航空会社は、種類や料金は違っても、このような料金システムとなっているのです。 

週末が高いのはなぜ?? 

航空券を実際に検索したことがある方なら、
週末や、GW・お盆などの長期休暇に出発する航空券は高いなあ」という印象を持たれていると思います。

実は、航空券自体の料金は平日とあまり変わりません。 

ではなぜ高くなるかというと、次の二つの要件が加わっているからです。 

  • 安い価格帯の航空券はすぐ売り切れる 
  • 週末料金がプラスされている

週末に出発する人は平日より多くなるので、
必然的に安い価格帯の航空券は、平日より早く売り切れてしまいます。

 

また航空券には「週末料金」というシステムがあります。 

航空券によって加算される曜日はまちまちですが、
月、金、土曜日出発のものに加算されることが多いです。 

例えば、往路発が金曜日、復路発が月曜日の航空券の場合、
往路、復路の両方に対して週末料金が加算されてしまうので、
平日の航空券より高くなってしまうわけです。

 

ANAの運賃表を例に見てみましょう。

 

表の右側、Lクラスを見ると、平日(月火水木金)は¥60,000なのに対し、
週末(土日)は¥80,000。なんと片道¥20,000も運賃が異なるのです。これは大変。
日本初と海外発(復路便)で平日と週末の適用日が違うことにも注意したいところ。

 

別の地域も見てみましょう。こちらは台北行き。

 

こちらは日本初海外発共に、平日週末の区別はなく、一律運賃です。

2つの表を見てもわかる通り、航空会社は同じでも、
路線や期間によって週末料金の設定はバラバラなので、見極めることは難しいです。 

しかしながら多くの人が出発に選ぶであろう「金・土」に、
週末料金を適用する航空会社は非常に多いです。 

航空券費用を安く抑えるためには「平日発」を狙うことも検討してみてください。 

 

違うのは価格だけ?

先ほどのANAホノルル行きの航空券。
当然ほとんどの人は、最安値で海外航空券で購入したいですよね。

さて、この最安値の価格帯で予約した際、他2つの運賃と比べ座席やサービスに何か違いはあるのでしょうか?  

実際座る座席は何も変わらない 

一番安い価格帯で予約したからといって、実際に座る飛行機の座席に差はありません。
価格帯が違っても、エコノミークラスはエコノミークラス。 

 

値段が安いからといって、サービスが悪いことはありませんので安心してください。
逆に言えば、値段がめちゃくちゃ高いからといって、椅子がフカフカになったり、機内食が豪華になることもありません。。

 

予約条件に差が出る 

では価格帯で何が違うのかというと、航空券の予約条件なのです。 

 

さて、先程のANAホノルル行きの航空券を例に取り、
エコノミークラスの価格帯3種類の予約条件を比較してみましょう。

 

一番左のBasic は、「定価」と考えてもらえると分かりやすいです。
値段が高い代わりに、予約変更や払い戻しも条件付きで可能。 

航空会社は、このBasicから条件を厳しくして、安く販売しています。 

 

例えば、一番安いSuper Valueを見ると、
予約の変更不可、払い戻しも不可、ラウンジも利用不可。 

右2つに比べて、条件が厳しくなっていることがお分かり頂けると思います。
変更や払い戻しができないかわりに、チケットの値段が金額が安くなっているのです。

 

洋服のセール品やB級品は、返品や交換ができないことが多いですよね。
同じように航空券も、セール品は「返品交換不可」という訳です。 

 

この表には記載がありませんが、マイレージ加算率も異なります。
セール運賃はマイレージの加算率が悪かったり、加算率が0の時もあります。

航空会社によっては、預け入れ荷物の重量制限が異なっていたりすることも。 

旅行会社で航空券を予約するときは、このような予約クラスは表示されません。
しかし、検索システムでは常にその時の最安値がヒットするようになっているので、
安い航空券を手に入れたい場合は特に問題ないでしょう。 

 

いつ予約すれば安いのか? 

早く予約すれば安い?

国際線の航空券は、主要都市であれば、約11ヶ月前から予約が可能です。
約1年後のチケットを予約できてしまうわけですが、販売開始に予約すれば安いというわけではありません。 

一番旅行の予約が入りやすいのが、出発日から2~3ヶ月前。
そのタイミングで、航空会社は早割やセール運賃などを販売します。 

よって、出発の2~3ヶ月前に購入するのがベストと言えるでしょう。 

出発間際に予約すれば安い? 

先ほど海外航空券の予約は早すぎてはダメだとお伝えしました。
では、出発が目前に迫っていた方が、売れ残っている席が安く販売されているのでは?と思いますよね。

これも違うのです。航空会社はある程度航空券を販売しきった後、徐々に料金を定価まで上げていきます。 

定価でも絶対にこの便でなければならない!という出張客などのニーズがあるので、
高い金額にしておいても需要はあるんですね。

よって、あえて出発日が近づくまで、航空券を買わないということはオススメしません。 

 

安い航空券を見つけるコツ 

出発日を調整できるようにしておく

混んでいる日を避けて予約できれば、よりお得に航空券を買えます。 

例えば、「1週目か2週目の土曜日ならどちらでもいい」と決めておくと、
この2日間で料金を比較して、より安い日程を選ぶことができます。 

友人などと海外旅行に行くときは、できるだけ候補日を相談してつくっておくとよいですね。 

セール情報をチェックする 

各航空会社は、頻繁にセール価格の航空券を販売しています。 

例えば、JALではSpecial SaverANAではSuper Valueと呼ばれているものです。

目的地にはどの航空会社が飛んでいるのかを調べ、
さらにその航空会社のセール情報がないかまでチェックしておくと良いでしょう。 
※セール価格は当然予約規則は厳しくなり、ほとんどが払い戻し不可になるので注意が必要です。

過度な様子見は厳禁 

希望の価格で買える航空券がないからと、粘りすぎるのも禁物です。 

様子見ばかりしていると、出発日が近くなり、航空券の代金は上がる一方なのです。 

基本的には「2,3ヶ月前が一番安い」ということを念頭においてくださいね。 

まとめ

この記事では、海外航空券の値段が決める仕組みを紹介してきました。
航空券は定額でなく、航空会社が予約状況を見ながら、日々値段を変えています。

 

航空券は、ガソリンのようなものです。 

ガソリンの値段が下がればまとめて給油し、いつもより高いなと感じれば様子を見ることもあると思います。 

航空券も同じこと。常に情報をチェックし、タイミングを見て予約することが大切です。 

 

もっともお得に海外航空券が取れるのは、出発の2~3ヶ月前あたり

 

これから海外旅行を考えている方は、早めから航空券をチェックしてみてくださいね!