はじめてのひとり旅

飛行機の【座席クラス】ってなに?初心者向けに解説してみた。

 

こんにちは、神田(@kang1118)です。

 

航空券を探す時、出発地・目的地、出発日・現地出発日を入力し
人数・大人か子供か・そして「座席種別」を選んで検索をします。

 

座席種別を選択する時、プルダウンメニューを開くといくつかの種類を選ぶことができます。

 

 

エコノミークラスが一般的な座席クラスなのは分かるけど、ビジネスやプレミアムエコノミーってなに?何種類あるの?

神田
神田

座席クラスは全部で4つあります!
座席によって、シートの質やサービス内容などの違いがあるんですよ。

 

同じ飛行機に乗っても、エコノミークラスとビジネスクラスとでは、
座席の質やサービス内容が全く異なるものとなっています。

 

座席クラスの違いを知っておくと、さらに飛行機に乗るのが楽しくなりますよ。

今回は飛行機の「座席クラス」について詳しくご紹介します。

 

飛行機の座席クラスはどんな違いがあるの?

例えば2時間くらいのフライト時間であれば、
エコノミークラスの座席でもへっちゃら!という方は多いと思います。

しかし飛行機に乗っている時間が長ければ長いほど、
エコノミー症候群のリスクが上がったり、
座っているだけでもじわじわと疲労が溜まっていきます。

また持病があってなるべく楽な体勢で飛行機に乗りたい、という方もいらっしゃるはず。

 

座席クラスを上げれば、実際に座るシートのランクが上がります。
座席の間隔が広く、後ろに大きく倒すことができたり、
飛行機によっては完全にフラットになるものも。

 

冒頭でもご紹介しましたが、飛行機の座席クラスはランクの高いものから上に

 

ファーストクラス

ビジネスクラス

プレミアムエコノミークラス

エコノミークラス

 

このような4種類に分かれています。

全ての飛行機に4つのタイプがあるわけではなく、
飛行機によってエコノミークラスとビジネスクラスだけだったり、
エコノミー、ビジネス、ファーストの3種類だったりと
飛行機によって搭載されているクラスは異なります。

 

以前は座席クラスといえば「エコノミー」「ビジネス」「ファースト」の三種類でしたが、
最近はファーストクラスが搭載されている飛行機は少なくなっています。

その代わり、エコノミーとビジネスの間のクラス「プレミアムエコノミークラス」が増加しています。

 

 

座席クラスの違いによる シートタイプ・サービスの違い

ではそれぞれの座席の違いをご紹介しますね。
シートの違いやサービスの違いを、今回はJALを例にとってご紹介します。

 

ファーストクラス

ファーストクラスは4つのクラスの中で一番ランクの高い座席クラス。

2020年3月のデータですが、JALでファーストクラスが搭載されているのは

羽田⇄サンフランシスコ
羽田⇄ニューヨーク
羽田⇄ロンドン
羽田⇄パリ
成田⇄ニューヨーク
成田⇄シカゴ
成田⇄ロサンゼルス 

の7路線。
どれも10時間を超える長距離フライトに採用されています。

座席

 

JAL公式より(https://www.jal.co.jp/jp/ja/)

漫画喫茶の座席ではありません。これが飛行機の中にあるんですよ!

デザインしたのは居心地というレベルを超えた、住み心地。
お客さまが空の上であることを忘れるような「住まい」をめざしました。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/

こうあるように、シートの色もブラウンで、テーブルは木目調。
落ち着きのあるシートになっていることがわかります。

さらにシートをほぼ90度倒し、いわゆるフルフラットの状態になります。

長距離路線でも座ったままの体制を維持する必要はなく
ぐっすりと眠ることができそうです。

座席のモニターは23インチと小さめのテレビと同じくらいの大きさ。
機内エンターテイメントも存分に楽しめますね。

 

サービス

・一流シェフが監修した機内食。
 3〜4種類のメニューから希望の食事を選ぶことができる。
・飲み物は高級ワインや日本酒の用意あり。
・歯磨きセットなどが入ったオリジナルアメニティセット
・機内用のリラクシングウェア
・日本国内・海外のラウンジの利用が可能
・ファーストクラス専用のチェックインカウンター
・機内への優先搭乗
・受託手荷物:個数3個、一つあたり32kgまで
・手荷物は最優先で受け取り可能
・マイレージ積算率:150%

 

ビジネスクラス

ファーストクラスから1段階落としたビジネスクラス。
とは言っても、ファーストクラスとほぼ堂々のサービスを受けることができます。

 

座席

ビジネスクラスでも、長距離路線ではフルフラットタイプの座席を設置。
ファーストクラスとほぼ同じクオリティのシートとなっています。

フルフラットタイプの座席。

ビジネスクラスは便ごとにシートの形状が大きく違います。

このようなシェル状になっているものもあれば
こう言ったタイプのものまで、現在は7タイプあります。

どれも座席の間隔はエコノミーと比べて広くなっており
座席を思いっきり倒すことができます。

 

サービス

・ファーストクラス同様、有名シェフ監修の機内食(事前予約可能)
・飲み物は高級ワインや日本酒の用意あり。
・対象路線では有名ブランドとコラボしたオリジナルのアメニティセット、
 それ以外の路線でもオリジナルのアメニティグッズあり。
・カーディガン貸し出しサービス
・国内外のラウンジの利用可能
・機内への優先搭乗(ファーストクラスの次)
・ビジネスクラス専用チェックインカウンターあり
・預け入れ手荷物:個数3個、一つあたり32kgまで
・手荷物はファーストクラスに次いで優先的に受け取れる
・マイレージ積算率:70〜125%

 

プレミアムエコノミークラス

ビジネスとエコノミーの間、というよりは
ちょっと豪華なエコノミークラス」。

しかしながら座席の前後間隔(シートピッチ)はエコノミークラスより多く取られており、
ランクアップしたシートを楽しむことができます。
サービス面はエコノミークラス寄り。

 

座席

前の席の背もたれが倒れてこない構造になっており、
前の人を気にせずリラックスできます。
読書灯があったり、プライバシーに配慮した小さな仕切板のようなものも。

エコノミークラスの座席と比べると、かなり余裕のある作りになっていることがわかります。

 

サービス

・通常の保安検査レーン
・機内への搭乗はビジネスの後
・アメニティグッズあり(対象路線のみ)
・各シートにPC電源あり
・国内外の専用ラウンジの利用可
・専用チェックインカウンターあり
・食事はエコノミークラスと同じ
・受託手荷物:個数2個、一つあたり23kgまで
・手荷物はファースト、ビジネスに次いで優先的に受け取れる。
・マイレージ積算率:70〜100%

 

エコノミークラス

各飛行機に一番多く搭載されている一般的な座席。
価格も一番安く、サービスのランクも4タイプの中ならオーソドックスなものになっています。

 

座席

よく見るやつですね。
とは言ってもLCCより座り心地は抜群です。

こうしてみるとプレミアムエコノミーとの違いがよくわかりますね。

 

サービス

・通常の食事と飲み物
・通常の保安検査レーン
・搭乗順は一番最後
・アメニティは希望者に耳栓とアイマスク
・マイレージ積算率:30〜100%
・受託手荷物:個数2個、一つあたり23kgまで

 

 

ご覧いただいたように、上級のクラスになればなるほど
シートの豪華さはもちろん、空港のラウンジが使えたり
機内への優先搭乗ができたりと特典が増えていることがわかります。

 

座席クラスごとの料金の違いは?

JALホームページで羽田発ニューヨーク行きの運賃を調べてみます。
時期が時期なので相場とは言えないかもしれませんが、参考までに。

 

11/9 JL006便 羽田→ニューヨーク

11/13 JL005便 ニューヨーク→羽田

 

 エコノミー(Economy Saver):¥175,000

 プレミアムエコノミー    :¥267,000

 

 ビジネス(Business Saver) :¥1,112,000

 ファースト        :¥2,380,000

 

※税抜き。運賃は日によって変化します。

ご覧の通りビジネスからぐんと値段が上がっています。
長距離の路線なので値段が極端ですが、ビジネスはまあまあいいお値段がします。
プレミアムエコノミーとエコノミーは約9万円の差。

もちろん全ての路線でこのような金額なのではなく
距離が短くなればもっと金額は下がってきます。

 

POINT

 

往復同一の座席クラスでなければならないという決まりはなく

往路をビジネス、復路をエコノミーなど異なる座席クラスを往復選択できます。

 

また、航空会社によっては各クラスの呼び名が違うことがあります。
例えばデルタ航空のビジネスクラスは「デルタ・ワン」という名前で提供されています。
とは言っても考え方は全く同じ。

 

座席クラスによって飛行機内の場所も異なる

座席クラスは配置も異なります。
それでは先ほど調べたニューヨーク行き:JL006便の座席配置を見てみましょう。
JL006便は”ボーイング777-300ER(773)“という機材を使っています。

左が飛行機の前方で、左からファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの順に並んでいます。

図を見ても分かる通り、ファーストやビジネスはエコノミーに比べて座席がかなり広く取られていることがわかりますね。
また高ランクの座席ほど入り口に近くなっており、優先登場はもちろん到着したらより早く飛行機を降りることができます。

 

LCCに座席クラスはない?

JALやANAのようなFSC(フルサービスキャリは)とは違い、
LCCは低価格の運賃がウリです。
機内に座席を目一杯詰め込むことで、低価格を実現しています。

そのため一般的にLCCにはビジネスクラスはありません。
ですが、中にはビジネスクラスを導入している航空会社もあります。

 

エアアジアXはクアラルンプール線や、関空→ホノルル線を運航していますが
一部機体にビジネスクラス級の上位座種「プレミアムフラットベッド」を設定しています。
名前の通りシートをほぼフラットにすることができるので、LCCにも関わらず
目的地までぐっすりと体を休めることができます。

またシンガポールを拠点とするスクートにも「スクートビズ」という上位座種があります。
こちらはエアアジアXに比べてそこまで豪華ではありませんが、座席間隔が一般座席より広くなっていたり、優先チェックイン・優先搭乗などのオプションが付いています。
価格も成田⇄バンコク線で3万円〜と価格も抑えられています。

 

LCCだからなるべく価格を抑えて…とついつい思ってしまいますが、が逆に考えればLCCだからこそ、通常より安い金額で良い座席に座ることもできるんですね。

 

快適な旅行は飛行機の座席から

長時間飛行機に乗っていると、どうしても血流が悪くなって足が浮腫んだり、腰や首が痛くなります。

現地に着いても早くホテルに行って休みたい…そう思ってしまいます。
プレミアムエコノミーやビジネスクラスを利用することで、飛行機の中でより快適な時間を過ごすことができ、フライト中の疲れを軽減することができるのです。
短い路線ならビジネスクラスもべらぼうに高くはありませんし、外資系の航空会社ならさらに価格も異なります。

 

お恥ずかしながら実際に上位クラスを利用したことはないのですが、
航空会社で何キャリアか試乗したことがあります。

フルフラットタイプのビジネスは、一度経験したら二度と普通の座席に座れなくなってしまうような
快適さと特別さが備わっていました。
プレミアムエコノミーはエコノミーより座席の幅・間隔が広く、
ゆったりと座ることができました。

 

航空会社ごとにそれぞれのクラスも工夫されていて、
日系航空会社のJALとANAでもサービス内容や座席のタイプは全然違います。

ぜひチェックしてみてくださいね!